constructs

ルナ: 終焉

/CDR-02

001

機体には赤潮の一部の特性があり、制御しないと本能的に接触した物質を吞み込んでしまう。

002

終焉は極めて高濃度のパニシング異重合によって作られたため、日常的なパニシング含有量は赤潮に近い数値となっている。機体の動作ロジックも通常と異なり、厳密な構造はない。全体的なフレームや内部構造等、全てがルナの意志によって変化する。

003

パニシングを多様に応用できるようになった。最も単純な物理兵器への凝集や、電磁エネルギーの凝集と放出以外にも、赤潮のような物質の解体·再構築や、遡源装置のように情報の解析·復元も可能。より高度な応用については、ルナ自身の安定性等の理由により、まだ使いこなせていない。

004

終焉にはコアのような部分はなく、関節や主幹が破壊されても機体が麻痺することはない。ルナいわく、終焉を倒すには持続的な攻撃をもって、内部のパニシング濃度をとある閾値よりも下に低下させるしかないらしい。

005

昇格ネットワークを体内で抑制したあと、パニシングが保存した死者の情報の断片と、昇格ネットワークに織り込まれた悪意のデータがルナの意識を侵蝕し続けている。これは彼女が力を得る代償でもあり、彼女が選んだ道でもある。

006

昇格ネットワークの演算上、ルナは別の形で終末への道標となるはずだったが、機体「終焉」の存在がその定義を打ち砕いた。昇格ネットワークの操り人形ではなくなったルナの未来は、もう他者には決められない。この未来への一歩が、最後の一歩となることは決してないだろう。