隠星の秘密1
ハカマの計算によると、人類史上最速で走ったのは夸父という個体。1日中太陽を追い続けていたということから、時速1668km以上出ていたと考えられる。隠星の秘密2
自由に動けるようになった頃、人間の伝説と史実を区別できなかった。そのため、人類は身体機能が著しく退化したせいで、手から火の玉を放てなくなったのだと思っていた。隠星の秘密3
カードの組み合わせで未来を予言する「占い」という技法は知っているが、ハカマの演算力を駆使しても実証できないでいる。隠星の秘密4
欠損したパーツをカバーするために古風なデザインの帽子を装備していたが、修理を終えた今でも定期的にそれを手入れしている。理由は、頭部を覆う装備があると「安心」する上、それによって生じる感情が気になるから。隠星の秘密5
ダジャレが非常に得意。必要であれば解説までする。「非常に得意」である根拠は、これまでに相手が笑った確率が89%であるから。ただし、そのうちの50%はジョークそのものに笑っている訳ではないらしい。隠星の秘密6
脳裏に複雑な思考が渦巻いていても表面上は無表情でいられるため、彼女の冷静な表情には信用できない時がある。隠星の秘密7
複雑な計算によって「思考」するため、自身の予想を超えた状況には戸惑ってしまう。しかし、彼女はそのような状況が嫌いではないようだ。隠星の秘密8
最初は角度と力の加減が記された資料の戦術動作に沿って大鎌を振るっていた。しかし、戦術動作に一定の変動数値を加えると作戦効率が20%ほど上昇することを発見し、しばらく衝撃を受けていた。隠星の秘密9
データベースには膨大な家政サービス資料があるため、理論上は子供の世話が得意なはず。しかし、機械的に一定のパターンに当てはめることしかできないため、度々それに失敗する。隠星の秘密10
頭に止まった鳥を驚かさないように、一日中道の真ん中で動かずに立ち続けていたことがある。隠星の秘密11
人間の「睡眠」を模倣する。缶を蹴る行為を模倣したこともあるが、錆びたゴミ箱を貫いてしまった。隠星の秘密12
ハカマの機体はとある研究者が用意したもの。彼女は何も知らない状況で身体を得たため、今も機体の全機能を把握しきれていない。腕の関節から連なった万国旗を無限に引っ張り出せることも先ほど初めて知ったようだ。