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機体の一部の外観は、グレイレイヴンの隊員と話し合ってデザインされた。背中の機械頸椎はリーの提案を採用し、側面の翼のデザインはリーフの手描きである。前髪の金色のメッシュは、ルシアが試してみたかった色らしい。002
プラチナの配色は光を連想させるが、明るい色は作戦中に位置がバレやすい。そのため、機体表面にはステルス塗料を使用し、必要時の潜伏任務を可能にした。また、潜伏任務の効率を上げるため、誓焔機体には偵察用のレーザードローンが4つ搭載されている。003
機体適応の初期段階では、無意識の内にパーツの隙間から炎が漏れ出すことがあった。構造体に影響はないが、人間にとっては危険であったため、ルシアは全ての炎を精密にコントロールできるよう、長期間にわたってひとりで訓練を重ねた。004
ルシアは見慣れないパーツよりも、鴉羽機体に搭載されていた噴射装置等の馴染みのある外部装備を選んだ。そのため、科学理事会は「羽型」のデータを機動スラスターとカサリウスの行動モデルに組み込んだ。005
誓焔は常に高温を保っているため、寒い環境では指揮官が暖を取れるように自ら指揮官に近付く。006
機体名の「誓焔」は「長い夜を見守り続けることを誓う炎」を意味する。夜がどれだけ長く続こうとも、ルシアは最後まで戦い抜く。なぜなら、ここには彼女の最も大切な夢と、最も大切な人がいるからだ。