輝暁の秘密1
改造設計の際、まさか黒野が自分の無茶な要求を受け入れるとは思っていなかった。断られた時のために用意していたプランBが登場することはなかった。輝暁の秘密2
設計の中で唯一却下されたのは、個人的な好みで搭載を希望していた今より2倍も大きい逆元装置だった。その大きさの逆元装置を搭載した場合、しゃがまないと扉を通れないと不便さを説得され、カレニーナはしぶしぶ妥協した。輝暁の秘密3
工兵部隊では隊長と副隊長の口論が絶えない。勢いはカレニーナの圧勝だが、ドールベアも負けじと応戦している。カレニーナは現在126勝382敗。輝暁の秘密4
空中庭園において、カレニーナのように構造体になってからも学校に通っていた人は少ない。彼女は自身の専攻において首席で卒業している。輝暁の秘密5
在学中、ドラムを習っていた。しかし、当時指導をこうていた教師に「魂が叩かれているみたい」と言われ、辞めさせられた。輝暁の秘密6
新しい戦い方に慣れるため、毎日激しい無重力訓練及び耐G訓練を行っている。なかでも難しいのは、回転時にツインテールが自分の顔に当たらないようにすることである。輝暁の秘密7
ハンマーには実弾射撃機能が備わっており、暇さえあれば「昔の感覚を取り戻そうと」している。その対象のほとんどが取り壊す必要のある廃墟のため、解体機器の費用を大幅に節約できている。輝暁の秘密8
月の疑似重力は空中庭園と若干異なるため、月に到着したばかりの頃は力の加減わからず、よく天井にぶつかっていた。輝暁の秘密9
空中庭園に戻ったあと、再び空中庭園の疑似重力に慣れるまでにしばらく時間がかかった。歩くことさえ慎重になり、いつもとは異なるその静かな動きに驚いた隊員から休暇を取るよう勧められていた。輝暁の秘密10
グレイレイヴン指揮官から逆元装置がずっと前後に震えていると教えられるまで、なぜ話している相手が自分の頭頂部を凝視するのかわからなかった。輝暁の秘密11
以前よりも「素直」になったとビアンカが嬉しそうに言うと、カレニーナは逆元装置の感情感知機能がオフにできないため、やけになっているだけだと主張した。輝暁の秘密12
工兵部隊における休暇申請のコツ:グレイレイヴン指揮官の工兵部隊訪問時に申請すると承認率が30%上昇——ドールベア