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All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
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伝説の執行者‐19

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戦闘の度にメンテナンスが必要ってのは、現実でもゲームでも同じなんだなぁ

早くリーフを見つけたいのは山々だが、戦闘後のメンテナンスをおろそかにするわけにはいかない

装備耐久度というのがありますから……後続の戦いのためにも、ある程度は時間をかけなければ

だよなぁ。よし、俺はパーティーメンバーのステータスチェックでもするか!誰かデバフかけられたりしてないかなぁ~?

指揮官は?毒とか食らってない?

あ、そうか!

なんだよぉ……あーあ、せっかく解毒剤集めたのにさ

なぜそこでがっかりする?それにステータスを確認したいなら、直接メニュー画面を見ればいいだろ

そうだった!すっかり忘れてたぜ!

カムイはすぐにメニュー画面を開き、パーティーメンバーの画面を確認する

うん……みんな、ステータスは良好。リーフもどこにいるかわからないけど、見た感じ怪我とかしてないみたいだ

システム画面の確認は、ルシアもしょっちゅうやっている。ルシアは常にリーフの状況を推察し、パーティーの方針を決めているのだ

っていうかさ……

いや、パーティーリストにさ、カレニーナの名前がないなって……

いや、パーティーリストにさ、カレニーナの名前がないなって……

は!リストにオレがいないとなんか困るのかよ?

だって今は俺たちと一緒に行動してる仲間じゃん。なのにパーティーリストにいないの、おかしくない?

何がだよ!?オレは[player name]でもないし、一緒に行動してるからってお前らの仲間だと思うなよ!

ですが、あなたがあちらのパーティーに所属したままというのは、僕たちがリーフの状況を推測できるように、ヴィラとカムもあなたの状況を推測できるということなのでは?

つまり、オレが足を引っ張る可能性があるってことか?

僕はただ安全面の憂慮を述べているんです。あなただってもう、あちらに戻る気はないんでしょう?

戻る気はないが、だからってお前らに加わるわけじゃねぇ。それに、オレがこのゲームを始めたのはルシアに勝つためであって……

それなら、勝敗を決める時にまた別のチームに分かれればいいのでは?カレニーナがあちらに戻らないのは、何か考えがあるんですよね?

ちっ……

指揮官も早くカレニーナを説得してくれよ~!

何だよ急に……!

はぁ……

カレニーナは迷っている。実のところ、パーティーを自由に移動できると知ってからというもの、カレニーナはずっと自分のパーティーリストを見つめていたのだ

そして、カレニーナが本当はどうしたいのか……皆がそれをわかっていた

フン。言っておくが、これは臨時のことだからな!あくまでも臨時だぞ!

こうして、カレニーナがパーティーに加わった