Story Reader / Affection / アイラ·極彩·その6 / Story

All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
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アイラ·極彩·その3

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アイラに誘われ、一緒に現代芸術展を観て回ることになった

私の作品の展示は延期になっちゃったけど、でもやっぱり他の人の作品を観るのはいい刺激になるわ

指揮官、早くいきましょ

指揮官は知ってる?ユージン·ナカハラの生涯のこと……

見て!リナ·オノの『赤い波と点』よ!

会場を一周したが、アイラはハイテンションのままだ

徹夜明けだとはとても思えない

……

ふと、アイラが立ち止まった。目の前には『初春』というタイトルの絵が展示されている

アイラは……まるで何かを悼むかのような表情をしている

うん……

この絵は……私が昔、描いたものなの。今回出す予定だった作品の代わりにここに展示されたのね

あまりいい絵じゃないわ。技巧に走りすぎていて、「客観的な存在」ばかりを描いている……

でもね、改めて観ると……まるで私に向かって忠告してるみたい。「形式」にばかりこだわっていたらダメよって

……

そろそろ閉館時間だ

丸1日付き合わせちゃってごめんなさいね

……ねえ、あのクエスチョンマークのこと、どうしてわかったの?

ひょっとして、もしそうなら……

閃いちゃった!

明日、少し付き合ってもらってもいい?