Story Reader / 本編シナリオ / 13 終焉の福音 / Story

All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
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記憶1

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あら、ちょうどよかった

捜索救助任務に追われてて猫の手も借りたいのよ。ちょっと手伝ってもらえない?

そんなこと言わずにさぁ。赤潮関連だから新人には任せられないのよ。その点グレイレイヴンなら慣れたものでしょ?

さすがグレイレイヴン、頼もしいわ

実はね、シルクワームの指揮官及び構造体隊員1名が「満潮」に飲み込まれたっきり消息不明なの

残念ながらもう手遅れだと思うんだけど……

生き残った隊員2名のうち1名は別の隊への配属が決定してるわ

でも、もう1名が厄介でね。ホワイトワーム指揮官が赤潮に遭遇した時、彼女は治療中で指揮官のそばにいなかったの

そのことをかなり後悔しているうえに、指揮官は負傷して連絡がつかないだけで今も救援を待ってるはずだって、頑なに信じているのよ

あとはお察しの通り。彼女は他小隊への転属を拒否し、夜のうちに脱走した。当然、定位信号はブロックされている

本来なら技術スタッフに追跡をお願いするところだけど、今の状況では足で探すほかないの

どう?捜索してくれない?

ありがとう!じゃあ、捜索目標のデータを端末に転送しとくわね

彼女は赤潮の痕跡を伝って指揮官を探しているはず。今頃は多分、廃墟のあたりよ

ジョリーン、機体名は鹿角、攻撃型構造体、ですか……

そう。じゃああとはお願いね