ナナミは首の後ろに繋がっている接続端末を引き抜き、腕で顔を遮った
そのためマーチンとロハちゃんはナナミが一瞬寂しそうな顔をしていたことに気づかなかった
……ふぅ……
突然動かなくなるなんて、何が起きた?俺たちが勝手にデバイスを切断もできないし
テストジャ、ナカッタノ?
ううん……ふぅ、あいつ、勝手に入って来たの
まぁいいや。話したいことはもう話しちゃったし
コレカラ、ドウスル?
これから、ねぇ……ちょっと考えさせて……
あ、そうだ!あの本!主人公には3人の仲間がいたんだよ!
でもナナミたちには……ふたりしかいない。だから――今から3人目の仲間を探しに行こう!
…………?