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以前の機体と同じく、ナナミが自らデザインして製造した。極めて目立つ「パワー」という武装機械を含めて未知の技術が多く使われているため、常に科学理事会の研究対象として狙われている。科学理事会から何度も解体を申請されているが、さまざまなことを理由に毎回即却下される。002
「パワーちゃんに乗って行きたいところへ行くんだ~!次はどこにしよう?お月様にでも行ってみようかな?」ナナミが旅行を好む理由は、単に自分の目で見たことのない「彼方」を見たいからだけでなく、今いる「此方」を改めて認識したいからだ。003
「あまりにも強すぎて一見無駄なこの単体火力……この機体は一体何を仮想敵として製造されたんだ?」アシモフは遥星機体の貴重な戦闘映像を手に入れたが、いまだにこの機体をデザインした者が何を考えているのかさっぱりわからないようだ。極めて精巧な造りであり、同時に極めて狂っている。004
ナナミは黄金時代の人間が娯楽のために造った「ゲーム」というものが好き。ゲームには、彼女が経験したことのない冒険や、思ったこともない不思議な考え、そして数え切れない未来やさまざまな世界が存在する……ゲームはいずれもエンディングを迎えることになるが、ナナミはいつもベストエンドにたどり着けるよう頑張っている。005
自身を覚醒した特別な存在として、ナナミは機械たちを啓蒙した「セージ·マキナ」と呼ばれている。しかし、啓蒙者になるまでの普通の少女としてのナナミが、本当に欲しかったものを気にする人はいない。006
「ナナミはみんなとお友達になりたい……でも、友達ってなんだろう?指揮官、教えてくれる?」正確な定義なんてない――重ねた両手、一緒に見せた笑顔、ともに号泣すること、肩を並べて一緒に歩く短い時間、全てが「友達」といえるだろう。ナナミは、とっくにみんなの友達だよ。