001
構造体番号:UPC-15、Utopia Produced C。ピークマンによって設計され、ユートピアにて製造された第3世代の構造体。意識海システムが強化され、より「強力な」意識を収容できるようになっている。002
エコーは本機体の真の製造目的を知らず、設計にも興味がなかった。元の髪色に最も近い人工毛髪を選び、ユートピアに大きく貢献できる日をただ楽しみにしていた。003
塗装の天秤のマークは、エコーがユートピア規範をもとにデザインしたもの。ユートピアを離れたあとに消そうとしたが、残すことにした。たとえどれだけ汚れた沼であろうと、そこに咲く花に罪はない。004
弓を使用できるように機体を適応させた。セシリアは長刀や他の近接武器を勧めたが、エコーは弓を選んだ。いつか近接戦闘に長けたセシリアとともに、「仕事」ができる日が訪れることを期待して。005
鎧である「姉さん」は、科学理事会によって生物兵器と定義された。これがピークマンが研究した「意識海の融合と分離式モジュール化技術」の結果である。鎧の「意識海」には無数の意識の欠片が融合されており、その中に鎧の行動を主導する意識が存在するようだが、その意識の正体や根源は特定できない。006
「暗闇を抜け出してからは、もう迷いがない。この先の道、方向がわからなくなることはあるかもしれないけれど……もう怖くない。どんな沼にも、その先には燃ゆる松明がある。それを信じて進めばいい。」――エコーのノート、76ページの5行目より