Story Reader / 外伝シナリオ / EX01 グランブルー / Story
「晨星スタジオリゾート」自慢の——晨星ビーチへ、ようこそ！
いっぱい遊んで、いっぱいくつろいで、くださいね。スケジュール通り、1時間後、遊園地ヘご案内します
くつろぐ……？
ケイシー、先ほどあなたを襲った機械体はまだ近くにいますか？
最近、悪い仲間が少し、たまに、出てくるようになりました
地上の遊園地は、静かで、賑やかで、レジャーにピッタリです！
たまに？確かに、侵蝕体の信号が急に消えましたね
わかりません。警戒を続けた方がいいかどうか……
黄金時代の他の遊園地の記録を調べましたが、そもそも遊園地というものに、機械体はそれほど配置されていないようです。ですから、今回侵蝕体がいたのは偶然じゃないかと……
遊園地の主体は「観光客」だもの
機械体は、人間の観光客に十分なサービスを提供できればそれでいい。だから、それほど数がいないんだわ
ちゃんとハセン議長には報告したわよ？ちょうど近くの拠点にいたのよ
環城で面白い芸術作品をたくさん保護できたもんだから、アレン会長がますます地上に夢中になっちゃって——
とにかく、私のことは一緒に遊びにきた仲間と思ってちょうだい！
それに……私だけじゃないのよ？
ソフィアもいる
仕事から戻ったら、ハセン議長にここに向かうように言われた
大丈夫
セリカさんが「次はいつになるかわからないから、思い切って休める人全員に休暇を取ってもらう」
……って、言ってた気がする
ともあれ、一緒に遊ぶ人が増えるのはいいことなのでは？
オレも！！いるぞ！！！
まさかオレを頭数に入れてねぇわけはねぇよな！？
[player name]の話を聞いて、ソッコー議長に報告してやったんだよ。んで、再建監査って名目で追っかけてきたってわけだ！
カレニーナは両手を腰にあてプンスカしていたが、その視線は何かを探すように動いている
…………おい、ルシア。休暇を盾にオレから逃げられると思うなよ！今度こそケリをつけてやるかなら！
カレニーナさんの機体……少し変わりましたか？
あ？現場から直行してきたからな、特化機体の換装はまだだ
別にあなたから逃げたわけではありませんよ。「リラックスする」という任務を受けただけです
なるほど、「リラックス」の競争ってわけだな！いいじゃねぇか！
とにかく、だ！何があろうと、ぜってー逃さねぇからな！
ルシアはルシアだ。記憶データがどうであれ、オレが負かしたいルシアに変わりはねぇ！
今まで色々な遺跡を訪ねたけど……ウォーターパークは初めてだわ
ウォーターパークでは「遊ぶ」のよね？何をしたらいいの？
飲んだり食べたりって……それは指揮官しかできないでしょう
私たちの感知センサーでも、味は感じられるじゃないですか
ですが、人間のような満腹感や満足感は得られません
それよりも……この場所は、探索する価値があると思います
そうですね……この場所は、探索する価値があると思います
どんなものがあるのか、見て回りましょう！
賛成です！
それもいいですね。急ぎの任務があるわけでもないですし
少し前。現在、空中庭園の一行が戯れているビーチでは……
……
黒い空に向かって、手を伸ばす
何に触れたかったのかは、わからない。でも、もしかしたら自分の望みを叶えられるかもしれないと思ったのだ
……
ルナ様
……思考の漂流は、闖入者によって中断されてしまった
何かしら
α様が目標を追い込みました。目標の進行ルートは概ね想定通りです
狩り場の用意もできました。あそこで死ねるなら文句はないと思うよ
そう。じゃあ次はどうすればいいかわかるわね
「ショーメイ」を消してまいります
彼が死ねば、彼を救った「あれ」も震え上がることでしょう
頼んだわ
