……なかなかやるじゃんか
指揮官、この先がターニングパッドです
……え!?!?
リーフの驚きの声に合わせて、皆が山の方に目をやった
見慣れたスノーコーチが、豪快に雪を巻き上げながら山裾を疾走している
お前ら、自分から車を降りたんだからな――――!!!!
なぜ行ってしまったんでしょうか……まだ報酬を支払ってないのに……
……僕たちの物資は全て車に積んでありました
………………
ほら見ろ!信用できないって言ったじゃないか!!あれほど言ったのに――
クラークは手を振って、少年の罵声を遮る
今更そんなことを言っても仕方ないだろ!