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All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
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NO.50 砂丘掩体壕

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ふぅ……

敵が倒れたのを確認し、歩き出そうとした蒲牢だったが、ビアンカに思いっきり襟首を掴まれた

4時方向に機械構造物を検出、距離15mです

デジタルマップを照会……先ほど通過した砂丘に入口があるようですね

私たちを誘引しているのでしょうか?

少々お待ちを。偵察ドローンを飛ばします

……ドローンの信号が、消えた……

ちょっと見せて……

...…ここを左に曲がったら、スイッチがあるはず

……どうしてわかる?

……別に、信じなくてもいいよ

ここ……

今しがた、妙な空気音がしました

見せてください

……扉に接続されたハンドルですね。どうやらこれが扉のスイッチのようです

……いえ、トラップの処理に多少慣れているというだけです

うーん?この扉……なんで閉じてるの?この前は確か……

……!そんなこと、どうでもいいじゃない!

……

蒲牢は指揮官には構わずに、ハンドルに手を掛けた

う……重っ……何これ……なんでこんなに重くなったの……

強がることはないですよ……僕も手伝いましょう

指揮官は結構です。人間の筋肉の出力は、僕らの20分の1もないんですから

それに万が一怪我でもしたら……大変です

リーと蒲牢のふたり掛かりでハンドルを回した結果、重い鉄の扉はゆっくりと開いた。広い通路が目の前に現れる

ふぅ……

うーん……間違ってはない、と思うんだけど……

通路の奥深くを覗き込んでいた蒲牢は、喜色満面で振り向いた

間違いないよ!あたしが言ってたのはこの通路のこと!

指揮官、彼女のことをそうも持ち上げるのはちょっと……

……考えてみれば、指揮官の仰る通りですね

そして、暗黙の了解のように、皆が蒲牢を囲んで拍手し始めた

……????

な、なんなの一体!?