Story Reader / イベントシナリオ / 虚影地平線 / Story

All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
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Ⅲ SP-03

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ロゼッタ?お前だけか?あいつはどうした

指揮官なら、例の指揮システムのテストに向かった

それはまずいな……まあいい、探しに行ってくる……

待って!まずいってどういうこと?

話してわかるのか?

わかるように簡単に説明して。得意でしょう?

はあ、わかったよ……あのシステムのベースにはな、初期の疑似意識海コードの雛形が使われてる

あの時期に航路連合で開発されたシステムは、ほとんどがそれをベースにしていて——たとえばあのキカイイッカクもそうだ。だからそれほど気にしてなかったんだが

最近「虚影地平線」のAIボイスに混入したノイズを調べた結果、暗号化処理されたウェーブファイルだとわかった

ウェーブ……?

簡単に言えば電磁波、地震波、それから一番日常的な——音波

その音波を音声に変換して、聞かせてくれない?

アシモフは転換した音声波形をロゼッタに送信した

ほらよ。俺も何回か聞いてみたが、特に意味があるようには思えなくてな……

「孤独 世界 循環 永遠 夢 指揮官 [player name] 私の 夢 夢 夢 夢 夢 夢 夢 夢……」

はあ?

音声の意味……これはイッカクの鳴き声で、単純な単語を意味している。その中に指揮官の名前が入っているというのは……

ただのサポートAIが作ったメッセージではないな

やはり勘が当たっていた……早く指揮官のところへ!