Story Reader / 本編シナリオ / 39 冬冠の枯死 / Story

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39-8 成果報告

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指示通り、出入口を完全に封鎖しろ!

塞げない場所は人をやって見張れ。敵に一切の隙を与えるな!

了解!

やはり陣地の配置を指揮官に任せたのは正解ね……私たち守林人は、都市の街道のような戦場には不慣れだから

機会があれば、私も空中庭園へ行って戦術指揮能力を強化したい

報告。信号アレイの設置が完了しました。これで市内でも支障なく通信できます

通信基地局のことです。極地は磁場が地球の他の場所よりずっと乱れやすいため、通信状況の悪いエリアにこの装置を設置しているんです

市内からの人為的な原因も考えられる。指揮官、さっきバロメッツとの通信が途絶えたのを覚えてる?あれは恐らく妨害を受けたんだと思う

ではすぐ接続を。皆で次の行動を確認しないと

了解です。すぐに通信を接続します

バロメッツとの通信が突然途絶えたから、指揮官が心配するのも無理ないわ

斥候兵、今は通信できる?

はい、ちょうど向こうから接続要請がありました

斥候が手提げのケースを雪上に置くと、蓋が自動で開き、金属製のアンテナがゆっくりと伸びた。薄いブルーのホログラムスクリーンが霧雪の中にくっきりと浮かび上がる

しばしのデータフローの後、シーモン、ミネイル、ディアンナ、リーの姿が次々と投影された――それぞれ別の場所で戦っている主要構成員たちだ

目標はなんとか達成できたよ。損害も少ないので、こちらはまだ継戦可能だ。まあ、敵が手加減してくれれば、の話だけどね……

手加減なんかしてくれるか!

わかった。実は通信接続の前に、斥候から皆の動向の第一報は受け取ってた。目下、戦況としては十分勝ちだといえる。それに、指揮官と私に思わぬ収穫もあった

フン、空中庭園の連中の面の皮ったら。いつからうちにスパイを送り込んでいたの?まあでも、昔の航路連合は今の私たちとは違うけど

もう気が済みました?

わかった。実は通信接続の前に、斥候から皆の動向の第一報は受け取ってた。目下、戦況としては十分勝ちだといえる。それに、指揮官と私に思わぬ収穫もあった

久しぶりだな、[player name]。でも、私は今そこにはいない。この極地には流れ込んでくる侵蝕体が多いんだ。だから、やつらを排除しているところ

今は休息中だ。皆の状況だけでも確認しようと接続した

わかった。実は通信接続の前に、斥候から皆の動向の第一報は受け取ってた。目下、戦況としては十分勝ちだといえる。それに、指揮官と私に思わぬ収穫もあった

思わぬ収穫……?

バイオニッククジラの群れよ。三公のひとり、ドゥロワを倒したあと、バイオニッククジラを呼び戻す物を回収できた。呼び戻せば、間違いなくこの戦いの大きな助けとなる

……もうクジラの群れを呼び戻す方法はないと思っていたが

だから言ったのよ、他の港のジジイどもからもっと金を引っ張って、技術遺産を掘り返すべきだって……先代の船長総代表が死んでからずっと迷走してて、もう滅茶苦茶よ!

でも、敵も同じ物を使えるのでは?バイオニッククジラは敵にとっても有用な戦力になるはずだ。呼び戻したクジラが必ず味方になるという保証は?

バイオニッククジラは基本的におっとりしてるいい子たちばかりです、アンチ統合装置を搭載できれば、皆こちらの味方になるはずです

それはもちろん後方の私たちよ。前線のそちらに人手を割かせるわけにはいかないでしょう?

確かにこれ以上人数が減れば、戦いにならないね

ついでにロゼッタの機体について説明しておく。空中庭園の技術者アシモフとも連絡がついたけど、残念ながらロゼッタの機体を完全起動させる方法はまだ見つかっていない

ここからは俺が説明しよう

ちょっと!

ミネイルの映像を押しのけて、アシモフが突然スクリーンに割り込んできた

マルクトの設計は特殊だ。設計者は機体内部に起動権限を設定していない。簡単にいえば、「電源ボタンのない」機械といったところか

それは調査中だ。でも「手がかりがない」わけじゃない。この機体の完全起動は、意識海の安定値と関係がある。ただし必要な安定値は……正直、現段階では実現不可能だ

およそ1万%だ

全員

え?

アシモフの口から冗談のような数字が出た瞬間、一同は思わずポカンと口を開いてしまった

すでに助手に再計算をさせている。常識的に考えて、計算式が間違っているか、俺が間違っているかのどちらかだが……

でも、それが正しい可能性もある

アシモフは無言で頷き、その場はしんと静まりかえった――もしその結論が正しいのなら、一同は達成不可能な領域に挑んでいることになる

でも、絶対に無理だと言われるよりはマシ。今の段階では、これが最もついてる結果でしょう。あとは準備と戦闘を続けるだけ

お前らは自分たちのペースでやってくれ。技術面は俺がなんとかする。もし手稿の計算式が正しければ、この機体は戦争に決定的な一打を与えるはずだ

アシモフが指しているのは、報告書にあったマルクト機体の出力部分のことだ。だが、どう見ても現実離れしている

機体の件はここまでにして、そろそろ戦場の状況に話を戻そう。侵蝕体のことだけど、ここまで途切れず出現するのはおかしいと思わない?

アントノフたちの話では、僕たちが戦っているこの街区は、以前ソフィア市の中心部だったらしい。地下には大量の工業生産ラインが残っているはずだと

ああ。さっき調査に向かわせた……2、3ブロックごとに上下階を結ぶエレベーターがあって、一定時間で新たな侵蝕体が湧き出てきやがる

消耗と生産を同時進行しているんだ……指揮官、次の作戦計画の指標は敵が出してくれたようよ

うん。敵の消耗資源がどれだけ残っているのかわからない以上、補給線を直接叩くのが最適解ね

異論なしだ。現場の部隊を調整して、目標を攻撃させる

僕の方は人数が少なく、補給を回すので手一杯ですね。今回の攻撃行動には参加できそうにありません

じゃあ私は、バイオニッククジラ用のアンチ統合装置を準備して、引き続きアシモフと一緒にマルクトの起動方法を研究する

ロゼッタ。我々守林人は支援を終えたらすぐに戻る。それまで十分注意するんだ

各自が次の計画を報告し終えると、ロゼッタはこちらを振り返った

戦争は第2段階に入る……前回の号令は私だったから、指揮官、今度はあなたが号令を下してくれない?

ここにいる皆が、あなたの口からの言葉を聞きたいはず

これは、士気を維持するためのロゼッタの考えでもあった。ならば――

全員

了解!