Story Reader / 本編シナリオ / 10 永久列車 / Story

All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
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10-3 地上の構造体

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軌道異合体

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ちっ!やっぱりこっちに来たか。ソフィア、急いでジャミラ様に報告だ!

あいつらにくっつかれた平民車両は……

多分全滅だろうな……絶対にヒースの野郎の仕業だ。空いてる車両を使えばよかったってのに……

私がもっと早く来てれば……

そうやって自分を責めてばっかいるなよ

何か、来る

待ってください、先ほどの車両、中に人がいたんですか!?

あなたたち、誰?

空中庭園か。ジャミラ様の予想通りだな……

グレイレイヴン?

その手の変な名前つけるのは空中庭園の連中に決まってる。どうやら、ジャミラ様が言ってた「取引相手」のご登場らしい

……俺は常羽

……ソフィア

俺たちはアディレ商業連盟の一員だ

疾駆する列車の上。吹き荒れる烈風をものともせず、ほとんど身長差のない男女が直立していた

まだ少し幼さが残る顔に、それぞれが鬼気迫る表情を浮かべている

小さく薄い身体の銀髪の少女。その背中からは、細い体躯に不釣り合いな巨大な機械アームが伸びている

隣の少年は侵蝕体の残骸を鷲掴みにしている。どちらも普通の人間でないことは一目瞭然だ

指揮官、どちらも構造体です

意外か?別に構造体技術は空中庭園の専売特許じゃないんだぜ?

軌道異合体

————!!!

おっと、あいつのこと忘れるとこだった。なんかすっげー怒ってんなぁ……