Story Reader / 本編シナリオ / 06 合金浸染 / Story

All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.

6-1 昇格者の追跡

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——以上が、ハセンさんの見解です

まさか、本部がオブリビオンの拠点への滞在を許可するとは……

どうやら、僕たちグレイレイヴンを外交カードにするつもりのようだ

セリカさん……粛清部隊は、ワタナベさんの追捕任務を続けるのですか?

それは、ね……?

え?

はぁ、組織というのは、なんとも七面倒臭いですね

やあ!よく眠れたか、指揮官!

昨夜はどこへ行っていた?

そこらを見回ってただけさ。アイツら、俺もグレイレイヴンの一員だと思ってるみたいで

そんなことより、これからもまだまだやることが目白押しだろう!

セリカ、早く次の任務のことを教えてくれよ!

……では、019号都市へ向かってください。オブリビオンの拠点から、30kmほどの距離です

カムイ、クロムから新たな任務の指示はないんですか?

今回の任務そのものは昇格者の追跡ではありませんが、目標地点は未調査のエリアです

カムイはストライクホークの一員として、昇格者に関する情報を収集してください

了解だぜ!

数時間後……

…………………………

なんで……ワタナベがついてきてるんだよ!

019号都市は、周辺一帯の安全を脅かしている侵蝕体発生源のひとつだ

オブリビオンの存亡にも関わる。私が加わるのは当然だろう

よし……ここが019号地下避難都市の入口だ

(ワタナベさん……素直じゃないですが、義理堅い方ですね)

(なんだか少し、リーに似ているような気がします……)

(確かに。でも、微妙に違う感じも……)

(そういうこと、私にはよくわからないので……何と言えばいいか……)

(……)