Story Reader / 本編シナリオ / 04 忘らるる黄砂 / Story
All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
砂嵐が弱まってきたな。しかし30分も経たずに、また勢いは増すだろう
気象観測システムを持っているのですか？
お前たち空中庭園でさえ衛星のひとつも設置できないというのに、我々の能力で可能だと思うか？
それでは……
この目で見れば、わかる
お前もここで長年生活すれば、わかるようになるだろう
さて、ここまでだ。次に会う時は、恐らく戦うことになる
あの……ワタナベ……
？
この付近で補給可能な……もしくは、安全に退避できると思われる場所を教えてもらえませんか？
…………
安全な場所など、ない
そうですか、では仕方ないですね……
だが、我々の臨時調査拠点ならある。お前たちが同行を厭わないのであればな
ですが、あなたの仲間が許さないでしょう
ああ。お前たち空中庭園の輸送機を歓迎するのは、我々の防空ミサイルだけだ
……
ルシア、十分な情報ですよ
リー？
指揮官はそろそろ限界です。選択の余地はありません。それに……
今の僕たちは決して不利ではない
つまり……？
第一にワタナベは今、僕たちの手中にあります。第二に、先ほどの情報を空中庭園に共有すれば、十分な火力支援も得られるでしょう
僕たちには、交渉のためのカードがあるということです
会ったばっかの人間をどうにかしようなんて、お前本当に酷いやつだな！
話しかけないでください
指揮官、ルシア。決断を
着いた。ここだ
侵蝕体だらけじゃん！
我々は調査に来ているだけだからな
お前たち構造体兵士とは違い、メンテナンスも補給も満足に確保できない。ゆえに、無駄な犠牲は一切出さん
ま、いっか。どうせもう着いたんだし
