Story Reader / 本編シナリオ / 04 忘らるる黄砂 / Story

All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
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4-7 オブリビオン

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黄砂を巻き上げた狂風がグレイレイヴンに襲いかかり、構造体の柔らかな合成皮膚に数多の擦り傷を残した

砂嵐が止むまで、ここで待機しましょう

指揮官、機体内部に入った砂はシステムで処理できますので、どうかご心配なさらず……ゲホッ、ゲホ……

無理するな、リーフ。……目下唯一のプラス材料は、足下が砂ではなく鋼板になったことですね

チッ、このコート、もう着られないな……

へぇ、なんかショック受けてるっぽいけど、お前の弱点はコートだったのか!

お前は頭をスキャンした方がいいな

え、やったに決まってるじゃん。体内クリーンシステムといえば全身スキャンが定石だろ!

なるほど、砂のせいではなく、もともとの判断力に問題があったか

待って……皆!未知の信号が現れました!

???

少々骨折りだったが……

ここがお前たちの墓場だ。空中庭園の犬ども……

侵蝕体ではない?

砂嵐で視覚信号が上手く働きません……熱感知モードに切替えます

???

最先端の構造体でも、風砂の影響を受けるのか?

笑えるな

信号が消えました!

私も検知できません。この技術、どこかで……

カムイ、リーフ、指揮官を守れ。ルシア……砂嵐に突入しましょう

ええ。後衛はお願いします