ア……ハはハハーーーー!!!
「苦刑の乙女」……ティファが悠々と暗闇から姿を現した。すでに動かなくなった構造体が、そのトゲに貫かれている
まるでゴミでも投げ捨てるかのように、ティファはその構造体を地面へと放った。重い音が響き、無機質な土埃が打ち上がる
あれは……ケルベロスの隊員か…?
ヴィラ!!状況を教えてください!こちらであなたの隊員が犠牲になっているんですが!
先ほど……ようやく、やつを追い詰めたのだけれど
まさか、あんな隠し球を持っているなんて……クソッ!!
忠告するわ。あなた方の目の前にいる「女」の神経はまともじゃない。せいぜい、気をつけることね……
……自分の隊員の戦死に、なにか思うところはないのか?
役立たずのガラクタがひとつ転がっただけ……恨むなら、己の力不足を恨んでいただきたいわ
ぐぅっ!……私は……少し休みますので……
おい!ヴィラ!ヴィラッ!!
本当に、滅茶苦茶だ……
これが……結末というもの
人間がパニシングに勝つ日など、永遠に訪れない。どれだけの痛みを味わえば悟るの?
あなたたちの甘さのせいで……この地獄の炎は再び燃え上がった……
私の大切な指揮官も……ここで命を落として……
私は……昇格ネットワークの力を受け入れた!!
この力だけが、指揮官の願いを叶えられる……!!