Story Reader / 外伝シナリオ / EX01 グランブルー / Story
いよいよ待つのも限界だという頃になって、ようやくカムからの通信が届いた
信号は不安定だが、ようやく通信可能なエリアが見つかった。制御室も見つけたぞ
よし、[player name]。視覚信号をこっちに回せ、すぐに解析を始める
おい技術オタク、急げよ。俺の方もいつまでも余裕ってわけにはいかないからな
急かすな。急かせば急かしただけ遅くなるぞ
ゴホン……というわけで
想定外の邪魔が入りましたが、事態はまだ僕たちの制御下にあるかと
本当に？
では、主役はどこにいるの？
……
地下の自動建設中枢を徘徊中です。気ままに増殖するあの場所から抜け出すのは、かなりの手間がかかると思いますよ
ちょうど、地上の準備を進める時間が確保できたというわけです
…………
安心してください、ルナ様。この狩り場にいる限り、あれは何もできません
もしお望みなら、すぐにでも侵蝕体どもに処分させますよ
あれが持っている情報も、あれ自身も、決してルナ様を脅かすことはないでしょうけど
駄目。計画通りにやって
どうするかは私が決めること。あなたが決めることじゃない
……
ロラン。不服なの？
……いいえ
……
チェッ……ルナ様の本当の目的は一体何なんだ。こうも隠されると、いよいよ気になってしまうな
スキャン完了だ
そのパネルは遊園地各所の通路と対応している
もうひとつの方は……おそらく遊園地施設のパワースイッチだろうが、引き続き解析中だ
作戦を開始して構わん。間違ってスイッチを押したとしても、それほど大問題にはならないはずだ。進展があったらまた知らせる
では、残るは……
[player name]、ひと通りのスイッチをオンにした。あとはアンタ次第だ
遊園地……私には到底不似合いな場所ね
まあいいわ。戦場であれさえすれば、他のことはどうだっていいもの
21号
はい、何でしょう
ノクティス
はいはい！ってか、任務エリアにグレイレイヴンとストライクホークがいるみたいだぜ？大丈夫かよ？
あいつらが何をしていようが関係なくてよ。私たちには私たちの任務がある
って言うけどさ。あんた、あの指揮官……なんてったっけ？[player name]？に興味津々じゃん？
今すぐ黙らないと、あなたの首を刎ねて空中庭園のサービスロボットに植え付けるわよ
はいはい……任務に集中しまーす
