Story Reader / サンドワールプール / 黄金に迫る / Story

All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
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M-5 孤独な鴉

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ルシア……もう止しましょう、何度やっても無駄です。リーフが連絡不能の状況に陥ったのは間違いない

……作戦変更です、リーフを探しに行きましょう

……僕たちが建物に入ってからというものの、全てのガードが警戒態勢です

この状態で外に出れば、まず戦闘は避けられないでしょうね

……では、どうしろと?

僕がリーフを探しに行きます。ルシアはここに残り、指揮官を守ってください

リーフとブラウニングが誘導装置を起動したことで、一時的な通信障害が誘発されたのだと思っていましたが……

今のガードの状態を見る限り、そもそも誘導装置なんて存在しなかったんでしょう

これを見てください。敵の身体に備えられていた誘導装置ですが……とっくに使い物にならなくなっています

リーフと連絡を取れたとしても、この装置でガードを誘導して道を拓くのは不可能です

リーが感じた違和感は正しかったんですね。ブラウニングは、確かにおかしい

事実から合理的に判断すると、懐疑が生じるというだけです

そもそも、リーフと僕たちを引き離そうとしたところから怪しかった

たとえ不測の事態が起こっていないとしても、リーフはブラウニングと一緒にいる……これは僕の責任です

だから、僕が探しに行かないといけないんです

私にも責任があります……

ルシアは指揮官の隣にいるべきです。僕の機体では指揮官の安全を保障できないので

適材適所ということですね……わかりました、リーフのこと……よろしくお願いします