Story Reader / 本編シナリオ / 12 九龍環城 / Story
グレイレイヴン及びストライクホークの位置を確認。なんとか乗り切ったようです
現場付近で待機してもらってくれ。安全確保に努めるように
了解です
まったく、九龍は一体何を考えている！大敵を目前にして、協戦の申し出を蹴るどころか、攻撃をしかけてくるとは……！
自分たちの力を示したいんだろう
ふん、実にくだらん自尊心だな
議長の対話計画が不首尾に終わった今、早急に精鋭小隊を派遣してAIを回収させましょう。あれが昇格者の手に渡ったらおしまいだ
そんなことをしても、我々と九龍の間に第2、第3の紛争が勃発するだけではないかな？
では、どうしろと。街の外でやつらが昇格者に勝つのを待つおつもりですか？そんなことはありえないとおわかりでしょう！
だから、我々も戦いに加われば良い
ですから、九龍は協戦の申し出を拒絶した……聞こえてなかったとは言わせませんぞ
協戦しない、というだけで我々の作戦が制限されたわけではない。九龍環城の防衛が手薄な場所を、我々が守ればいいのだ
ハセンは九龍のマップを展開し、グレイレイヴンが通過したルート上に複数の赤丸をつけた
……ハセン議長、少しも笑えない冗談ですな
私がこの手の冗談を言うと思うか？
今回の戦い……いや、この戦争の前線に、私も立つつもりだ。私は九龍に向かう。セリカ
はい、議長
至急、可能な限りの小隊を招集してくれ。進行中のSランク任務以外、全任務を一時中断。九龍環城周辺での防衛に当たることする
補給線はどうしますか？
必要最小限の物資を確保次第、野戦用の大型基地を直接投下する
二コラ、以降の空中庭園の指揮を任せても問題ないな？
……我々との協力を拒否した勢力に、そこまでする必要が？
要不要の問題ではない。行くべきだから行くのだ。もはや、如何なる機会とて無駄にはできないのだから
君なら理解してくれると信じているよ、二コラ
……
議長。戦争だというのであれば、使えるものは何でも使うべきですな
私も同じ考えだ
