Story Reader / 本編シナリオ / 05 幻影破壊 / Story
All of the stories in Punishing: Gray Raven, for your reading pleasure. Will contain all the stories that can be found in the archive in-game, together with all affection stories.
僕が思うに、恐らくこれは「電磁プロジェクタ」という、かなり希少な装置によるものかと。特定の空間のさまざまな電磁気学的効果に、影響を与えることができるんです
感覚を欺くというより、本物の空間を偽物の空間で覆う、といった感じでしょうか
では私たちの知覚障害は、この空間をうまく認知できなかった結果……？
ええ
知覚を欺く技術なら、とっくの昔に他の方法が確立されていますけどね。このプロジェクタ、効果はさておき、製造コストは結構なものですよ
それで、プロジェクタの影響を排除する方法はありますか？
簡単です。見つけ出して、電源を落とせばいい
違和感のある場所に注目しましょう
大体はそういう場所に隠してありますから
例えば……こことか
リーが電磁プロジェクタを取り外した途端、周囲の違和感がいくらか増した
なるほど……
どうやら複数設置されているようですね。さまざまな角度からの投影により、精度を確保するためでしょう
解決策は見つかりましたが……オブリビオンはこの程度で僕たちを足止めできると、本気で思っているんでしょうか？
