やぁ諸君。やっと会えたね
アンタ……
アンタが俺の追跡してた昇格者だなっ!!
ご名答
……いいやつだと思ってたのに
ハハハ、それはそれは……
……とても残念だ
僕は善悪の観念が単純な人間のこと、嫌いじゃないんだ
パニシングがなければ、仲良くやっていけたのかもしれないね……
無駄口はもういい……!
お前が全ての元凶だなっ!!!
カムイは突進して、ロランに重い一撃を繰り出す
しかし、容易く避けられてしまった
これが君の全力かい?
くそっ……なんであの時、見抜けなかったんだ……
君が単純……いや、馬鹿だからさ
もうこれ以上、誰かを傷つけさせてたまるか!!
カムイッ!ひとりじゃ駄目ですっ!!
割って入らないで欲しいな、グレイレイヴン!
これは僕と……えっと、こいつの個人的な問題だ……
お前!俺の名前を忘れたなっ!!
ハハ……
ロランはカムイの攻撃を往なしながら、余裕の表情でグレイレイヴンに話しかける
君たち、僕の友人にまだ挨拶はしていないよね?
大量のパニシングを注入してしまったから、君たちの声はもう届かないと思うけど
門番にしては役立たずだったな。期待していたのに……