Story Reader / 本編シナリオ / 03 終末の荘園 / Story

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3-2 終着駅

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指揮官、到着しました

015号都市地下鉄11番線終点、荘園博物館。昇格者の消息はここで途絶えました

はい。黄金時代の環大西洋経済共同体に属する、とある商界有力者の私領地だったと記録されています

生粋のバイオニックコレクターだったその有力者は、この私領地にコレクションを集め、博物館として市民に開放していたみたいです

聞いたことがありますね。黄金時代に、あらゆる動物をバイオニックテクノロジーを用いて復元するのがブームになったとか

パニシングの濃度分布図によると、この地域は長期的に低~中度の汚染状況にあるようです

先ほどのスキャンの結果でも、活発化している侵蝕体は比較的少数でした

「敵の本拠点」という感じがしませんね

荘園博物館は免疫時代からパニシングの全面的な対策を行っていて、「グレート·エスケープ」作戦の際も、避難施設として使用されました

汚染状況が015号都市ほど深刻ではないにもかかわらず、先遣部隊は救援信号を発しています。つまり、敵は侵蝕体だけではないということ……

……昇格者の力は未知数です。細心の注意を払いましょう